2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

星を追う子ども

『星を追う子ども』。新海誠監督。これで4作目か。『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』『秒速5センチメートル』に続く最新作。以下は感想のような走り書き。 これまで、彼の作品に共通して感じられるものがいくつかある。“ここではないどこか”、そして…

焦慮

どうしよう、と自らに問おう。今までやってきたことを一時に反故にする気があれば、すぐさまにでも投げ捨ててしまうべきだと思っている。よく聞け。私。今一度立ち止まり、何をやってきたかを再び問え。これまで行ってきた行動が無自覚的なものであるならば…

永遠?

かつて、オタの人たちが「えいえんはあるよ」とか「オタの望んだ永遠」と言ったという…まじか。はじめて聞いた。こわっ。

うろん

朝は肝心である。一日の精神状態を決める要。夢と現実のあいだをさまようための時間。自らから湧き出るイメージ――妄想、妄念を切り離してはならない。意識的に「考える」のではなく、湧くがままにさせる。どのような嫌なことも、どのような喜ばしいことも。…

由無事

言葉が頭から漏れ出してくるのを少しでも留めておかねばならない、と思った。言葉にならないもの、意識に上らないものにこそ注意しなければならない、とも。何かに心身をゆだねてはならない。たとえば机に手をついたその体制が私のスタイルとして頑なに固持…

曠野

薄皮を剥ぐように、精神を切り詰めた先に見える風景を少しずつ書きとめること。細く長くなど、生きんがための愚行は犯すまい。ただ太く短くでもない。愚鈍の塊でもならない。行うべきはこの肉体と精神全てを賭け金に代えてぶちこむこと。限りなくストッパー…

無底

感情の現れる所謂を知るべし 数々の無数の蠅、生の蠢き。困惑の野 この先の果てが見える。それが考えに考えた果てだとして、何の益になるのか。何も救われない、何も終わらないし始まりもない。この世で蠢くものたちの都合で定められたことの上で踊っている…

ジュゴン

二巡目。ジュゲジュゲゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴスロリ素晴らしい。フムウ…どうやらあなたには身をもって分かってもらう必要があるわね虫虫しているのだから夏かと思ったのだけど、こないだ枕の下に髪の毛が入っていてムカデになっ…

ススメススメ

のろのろ歩いて。ささっと身を格下。のけぞってしまった。だって。出発進行。しゅっぱppっぱpっぱpっぱpっぱっぱっぱっぱ進んでいった。なんぜか分からない。あの人が知ってる。ぼくは信仰しただけ。お空に昇って行っただけ。カメとお日様とコインがチ…

応答責任?

たとえば新参者が熟練者の軽いコメントに対してなかなか気軽に返答できない場合がある。 それは経験の浅さ故に、同意することで、結果的にあたかも熟練者と同じ立場でのコメントをすることになってしまうため。知ったようなこと言いやがって、という反感を招…

先週の話合い

走り書きのようなもの。そうか、あの場では件の大震災で「何かが変わった(?)」と議論されたのだった。曰く9.11以降に世界が変わってしまった、というように。その中である方が多くの時間を自らの発言に費やしていたのだが(私はとうとう朗読以外一言も声を…

マンガとか

メモとか、散発的なものしか書きとめられないが仕方ない。今朝読んだもの何点か。 西炯子『姉の結婚』。 『娚の一生』が話題になった方。それ以前にSTAYシリーズの『お手手つないで』で高校生当時のモヤモヤとした感じを思いだしてか、煮え切らない雰囲気を…

動機作りの資材

続いて、これらの資材となりうるものを検討しよう。即座に答えを言語化する愚をけっして犯さないこと。タバコをあとひと月でやめる、ということ、精神的な側面に限りなく近づいて検討を行うこと。言語化の愚については、倫理的なものがあると感じている。そ…

動機に関すること

分からんこと、極まる拙さと分かって言おう。 エネルギーが残っていた。あるいは自己肯定感とかいうものが若干あった。それは、精神状態のよさとも言い表すことができよう。ここで持ちあがる懸案一つ。これまでに、そして今も同様にできないことがあった。ス…

メモとか

○ 文章の書き方、ものの見方からだいたいの世代が想像できる、なんて言ったら調子こきやがってこのガキが、とか言われるんだろうか。往々にして、というか常に既に(はじめてつかった!)何の理由もない手前勝手な理解なのでなんとも言えんが。バーッと文章…

夢連想よりメモ

最近見た夢から、思い出す小説いくつか。 アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』 アン・ルイスではない。 小野不由美『屍鬼』 宮部みゆきと勘違いしてた。 フランツ・カフカ『変身』 カミュとよく間違える。 幅狭っ…。あらためてびっくり。 たぶん、『変身』…

映画4本

これと決め、以後の行動を自らの務めと自認し、規定する。なかなかできない。それはそうでしょうね。もしかしたらもっと似つかわしい選択肢があったかもしれないのだから。簡単に決まるものではない、なんて最近やっと身に沁みて分かってきたのに、全然腹が…

Talmud:メモ

脚注に次ぐ脚注。または脚注の脚注。このタルムード、前述したが、ユダヤ教の選民意識がもろに出ているともいう。脚注は、「文章理解を目的とし、本文とは別に、補足的に説明や指示を書き込む方法のこと」と言えばいいのか。タルムードでは、この脚注の仕方…

死骸踏む

ネコの死骸を踏んだ。夜目にはビニール袋かと見えたその白いものが、生き物の形をしていることに気付いた時にはすでに遅かった。バイクが、何か柔らかく固いものを踏んだ感触とともにガタンと揺れる。どうしようもなく脱力させられる。なぜ踏んだ。なぜ死ん…

シーニュ、しるし

とりあえずシーニュやらシニフィアン、シニフィエ、ついでにレフェランやら。 「応答する呼びかけ」(湯浅博雄、2009)では、他者との関わりにおいても、プルーストが表現した記憶の甦りなどと同様に、(知識による理解が)不可能なものとの関わりとなる、とい…

独自の経験

『応答する呼びかけ』(湯浅博雄、2009)を読んでいる。疑問点がいくつか。 本書で引用される文章はとても興味深いものが多い。しかし、それに対する湯浅氏の言及に引っかかる。 たとえば、プルースト「失われた時を求めて」より。記憶が何かのきっかけで不思…

取り留めぬ4つ

問題無い、続けよう。ここで書きつづられることが取りとめのないもので、それが自分以外の誰かに向けられて放たれたものではないのにもかかわらず、私はここにまたも意味の貫かぬ言葉を延々と繰り返そう。ムカデ人間しかり、異性の友人に恋愛相談を持ちかけ…