2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

遠く離れた私たちへ

それが何を意味しているのか、今では分からない。私が今まで見てきたもの、感じたもの、全て自分の中に残って、私のものになっているのだけど、あまりにも身近すぎて、それは「私」というものとしてここに……たぶんここにあるのが、あの……何だったのだろう………

観たくなって病気

(以下再開。久しぶりに映画を観たい映画を探しているとこんな感じで空も白むがごとき勢いで時間はたっていくのかもしれない←文法がくるっている。もうだめだ) いいところでいいブログを見つけた。シネマトピックスオンラインも洗いざらいチェックするとい…

観ていない映画たち

とっくの昔に上映終了している映画に限って、「ああ、見とけばよかった!!」と腹が立つのはなぜだろうか。逃した魚は大きい、というやつなのだけど、取りあえず今回は「インセプション」と「ベスト・キッド」、「キャタピラー」と「ミックマック」だけは必ず…

「暗黙知」

こちらが当たり前に思っていることを、さも貴重で新しい発見のように指摘しているのを見ると、なんとも言えない気分になる。たとえば「配慮」に関して、その人が実際に望む「裏の気持ち」を理解し、それにそって言葉掛けをすることが“我々には重要なことだ”…

今日は無理の日だった

テンションが全く上がらない。上げないのは自分自身で決めたことなのだけど、さすがに本さえ読めなくなるとは思ってもいなかった。現実的対処のために緊張は最高になり、それしか考えられなくなる。急性期の方が、異常なまでに体を椅子にもたせかけている意…

ロックか、そうでないのか。秩序に対して過剰反応し、打倒することを夢見ても、いつの間にかその時代自体が夢物語のようになり、守ることがどうたらこうたら、舐めてんのかと思うのだけども、なぜそうなるのかをもう少し考えてみたい。考えなくてもいいけど…

つまり、私が気にしているのは

そろそろ耳鳴りがするころ。夏から秋にかけて私のあたまはびみょうに混乱する。 ヒマがあれば音楽を最大でかけ、頭に響く電子音で感覚がビリビリ震えるような体験を好んでするようになっている。 他の人たちが言うように、秋はいろんなことができる季節だと…

繰り言

それでも、私は同じことを言い続けよう。体験、イメージ、超越性。 観念的だ、と何度も言われてきた。想像の域を出ない、と。「ナマ感」がないというのだ。確かに、それはどうしようもなく私に足りないものだ。だから、このまま考えに考え抜くことが出来るか…

秋口

「それなんすか?」と聞かれた。何と答えればいいのか? >>1 オナニー日記でおk これでいいと思う。妄想ほどの強力さも持っていない。「思考実験」なんて呼ぶのもいいだろう。中二臭い。知性で自尊心を隠しているのがはたから見ると良く分かるというか、キ…

振り返り先週

先週は特に(なぜか)毛孔が開きすぎた。自分で開いたのだけど、また運動をしないと頭の方が激しく混乱し始める。その先を見たいとも思ったのだが、さすがに立ち眩みでぶっ倒れそうになるというか、倒れて動けないくらい消耗していたものだから、これはやばい…

口烏口乎

さあ、さあ、いかにもその場におわすのは、烏賊と鰯の棟梁と、さても麗し潤目鰯。ほうぼう見ても魚の目だらけ。この綿取りて、啄ばまれよう。さかしらはしりて犬の日に、決めごとなすが愚かしさ。見るも見ぬとも知らぬ瀬に、石を投げては誰かに当たり、駒の…

「あなた」への罪

度し難い行為によって人に害なしてしまった時、あるいは与り知らぬところで厭われるべきことに絡んでおった時、苦しいほどに胸を鷲掴みにされるような思いに襲われるのだ。かつて10年前後の昔だが、日々これに苦しめられ、身動きとれなくなっていたことを思…

刻み傷

そして、私はその思いを忘れぬよう、強い力で刻みつけようとする。苦しみに呻こうとも、その顔が蒼褪めようとも、その突き立てた木の枝を握ったその手を緩めることなく、私自身が苦しむ方向へと徐々にずらしてゆく。 この行為は、えてして誤解されやすいもの…

人への苦しみ

自分でイタイとは分かっていても、鈍感で居られないことはどうしてもあるのだ。 人の敵意、悪意、嫌悪、厭わしみ、それらが自分に向けられているのを知ると、どうしようもないほど居たたまれなくなってしまう。

言祝ぐ

しかし、目の前のことをもどうにも処理できない自身もいるのだ。交際相手を紹介され、初対面の相手に、同性だからといって同じ感覚を期待などしてはいけないし、ましてや何を考えているのかなど違うにきまっているのに、図々しくもプライバシーに切り込み、…

花鏡一節

「〔劫之入〕用心之事」*1 住劫について話が及ぶ。これは「良い劫が停滞し、悪い劫に変質すること」と意味される。劫は功とも書かれ、ともに永い時間を指す。世阿弥は都優位に考えていたのだろう、鄙に居ることで住劫を成すと。しかし差別主義的とも言えない…

日々。

今朝は気持ちの良い目覚めだった。しかし朝から大雨、これでとうとう秋が来る、と思った。電車に乗ると、雨の日らしく臭いが強い。春はこれで目が回り、吐きそうにさえなりそうだった。今でも心地よいわけではない。でもまだ耐えられる。むしろ今日はしこり…

枯れ木に為らんとする事

今日は快い刺激の多い日だった。久しぶりだ…たいていは自分の毛孔を広げては、足らぬ言葉でわけのわからぬ、しかし了見の狭いことばかり言い立てている。たまにはいいだろう。思ったままを出来る限り書いていこう。しかしこれで一日は終わってしまう。肩が痛…

怒るから融け合うへ

そんなに怒らなくったっていいじゃないか。まったくなぜにこんなにも、心の狭いのが多いのか。なにかケチをつけられるかと思うその瞬間、顔が引きつり警戒レベルがカッと上る。馬鹿にされたっていいじゃねえか。コケにされたっていいじゃねえか。そんないち…

布置だとか何とか

いまだに、というか「布置」という言葉に向かおうとする人がいる。深層心理学をかじったことのある者ならば、一度は耳にする言葉である。この言葉が検索されるのを見るたびに、私は妙な苛立ちを覚える。なぜこんな言葉が気になる?これに気を向けていても、…

アステルファム

「おい、おま何見てんだ、足りないんだよ、足が2本に目が2個、口が1つに指が10本。全然足りねえよ。おい、聞いてんのかちきしょう」 「まあ待てって、よしおれがお前のために手伝ってやろうじゃないか。(いきなり腕まくりをする。毛むくじゃらの太い腕、人…

ポリフォニック

そう、こんなポリフォニックな日には……がふさわしい。何かがふさわしい。何がふさわしいのだろう。今日は特別な日だ。特別な日には特別なラッキーアイテムのようなものを準備したい。私に何かを言わせた頭の中の声は、彼女がみずから言えば良かったのだ。そ…

やみ

彼の顔に驚きの表情が浮かび、その瞬間、ああわたしはこの人に伝えられなかったんだな、と落胆する。楽にやろうなんておもっちゃいなかった。ただ思っていることをこの人に伝えることしか考えていなかった。たぶん、意を汲んでもらうことも期待していなかっ…