2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

合理主義の功罪

非言語性などと言っているから、話が先に進まないのだ。 時間の長短をどのように示すのか、タイミングなどのようなリアルタイムでの緊張感をどのように表現するのか。まるで言い当たる表現など思いつかないのだけど、あるくだりを読むとさにあらんと得心する…

本の架空

重要なのは本の実際の中身ではない。「私はこの本に何を期待し、どのような物語を想像する?」だ。たとえ中身を知ったところで、それが私なるものを豊穣にさせるとは限らない。それはそれ、なのだ。 これだけはしっかりと認識しておきたかった。 『無分別』…

思い出

「あいつは英文を単語一つ一つ追って読んでいくんだろう」 許せん。悔しい。本当だ。もう、手放さない。

『本』2012.10月号

リチャード・ローティ。「真理」。渡辺幹雄。 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130311/1362972649

『永遠の0』 amazonレビューから

・自らをカテゴライズすることで免罪されることがあるらしい ・特に「戦争」「災害」などは個々人が(ややもすれば)二極化する思想に属することを求められる。そうでない者、避ける者さえも。 ・プロットの構成、知識の正誤は取り上げられやすい ・人の思想…

未生のもの

・知識を与えても意味はないのだ。私が与えたはずのものは、手を離れた瞬間に/口を衝いて出た瞬間に、別のものとなる。本質など(あればの話だが)いともたやすく損なわれる。 ・体感、というと外界からの刺激を思い起こすが、一時的な刺激のみが我々の―感覚…

独善性について。

憎しみを込めて思い出そう。 彼らは、自分たちが共同体だと臆面もなく言ってのけた。俺たちは仲間だ。だから共に悩みや苦しみ、そして喜びを分かち合おう。しかし同時にこうも言う。俺たちは仲間なんだから、秘密事はなしだ。お前は昨日何していた、飲み会に…