2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「みんなしねばいいのに。」

ちょっと中二病を言語化しちゃっていいですか。組織とか集団とか嫌いですわやっぱ。自分の存在定立のために相手に迫害的になるような奴は死んだらいいのに。そういうのに限って自分の不利益には凄まじく敏感で、そんな状況に陥れた対象に徹底的に攻撃を仕掛…

おたくらはパン党それともごはん党?(季語なし)

糞面白くもない一般論や若者の悩みなど、時には新鮮に思えるかもしれないが、鼻を突くようなその特有の臭みは人を何とも言えない不快な気分にさせ、口の中に酸っぱいものがあふれ出てくる始末である。無自覚の罪――それはここでも余裕で滲み出てくる。正論ら…

「最下層」発言への所感

無理解について。人間を区別する、という行為は社会において深刻な問題を生み出してきた。最近私は特定集団間の軋轢から生じる「区別」の問題を目の当たりにした。学外から無職の若者が私たちの敷地内に入り、屋上でタバコを吸っていた。屋上は以前から、そ…

音楽―惚れ込み、震え

最初の印象が相手の全体像の基盤として根付いてしまう――いわゆる「刷り込み」ともいえるものだが、人間関係はあまりに流動的でそう感じることはあまりない。しかし、こと音楽になると事情は違ってくる。初めて出会った曲が、そのアーティストの、自分にとっ…

テレビ呪考

まことに許し難い光景である。私が何年来にもわたって耐え続けてきたその唾棄すべき悪行を私は又問わねばならないというのだろうか、全く持ってこのようなことで激昂せねばならぬことが本当に口惜しい。蓮見重彦は悪文で知られ、おそらくあれは故意であると…

をに

人の世のいかに悲しいことであるか。私は日々嘆いている。禍つ者が跳梁跋扈するこの地で、吸気を肺臓に満ちわたらせられる処はあまりにも少ない。――お前、見たぞ。いいものを持っているな。俺に貸してくれまいか。なに、ちょっとだけだ。悪いようにはしない…

パラクバにて

ネタは半分までしか出ていないが、置いておけるのはマイドキュメントとここだけ。取りあえずポイ。 窓の外からは潮騒と草木の鳴る音が響く。快い音だ。軽やかな鳥の鳴き声、そして子供たちのはしゃぐ声。本当に幸せな場所である。子どもが明るい環境は良いと…

喫水書

もはやその果てには限りなく茫漠たる水煙が立っているだけです。あなたは見たでしょうか、蛙の肌をした馬が嘶いたその瞬間、周りの水面は泡立ち、共鳴するかのように大きな唸り声がこの世の形ある物をを切り裂くばかりに響き渡ったのを。現に私の友人は、隣…

「不所持」の矜持・正当化という気持ち悪さ

さあ書こう、今回は「持たない」ことを信条とした腐った心根の野郎の口から漾う腐臭から始まる独白だ。毒吐いてるね。 断片が去来する。そしてそれは形を成さず、霧散してゆく。何かができる、という期待が沸き立つと同時に、何もできない、という諦念が襲う…

羊水、パンダ、ある違和(いは)

敢えて言葉を凝縮させてみよう、というのが今回の狙いというかワンアイデアであるが、はたして凝縮、とはどのようにやるのだろうか。まず単純に思いつくのは熟語、というやつであり、これで事象や意味を端的に表現することができるし、しかも知的な印象を与…

羽ばたけ、溝へ!!

最早そんなことはどうでもいい、文才がないことなど疾うに分かり切っている、云々。大抵この愚にもつかない吐き溜めのような言葉を連ねるときにはワンセンテンスがわき上がる。物語ではないのだ。契機となる情念とも呼べないような感情の切れ端を頼りに食い…

日本愚劣階級列島

身内と直に話す機会を得、その際に私が思わず口走った言葉がある。「ゲルマニウムの夜」にて主人公の朧は「知に淫している」と教子に評された。覚えたての知識を誰かに披露したい熱に浮かされている状態である。いくら彼が賢いとはいえ、他人にひけらかすた…