最近の関心事は映画『アブラクサスの祭』(原作・玄侑宗久)。観てから頭をチラつくセリフが多い。 「私が言葉になるんです」 その前日に別の本で同じことが書かれていたのを読んだ。言葉を私が発するのではなく。私が私という形さえも取らなくなる、というこ…

ヘルマン・ヘッセの「デミアン」を若いころに読んでいた、と言う方のamazonのリスト。「書評によって自伝を書く」というアイデアは少なからず誰かが考えることだろう…。それはまるで、形にならない自身の姿を、行為や行為の対象によって物語り、モザイクのよ…

どうしようもない愚物。それが自分自身の原動力で、負い目で、苦しみ。 このことについては何度も、それこそ飽き飽きするほど書きつけてきた。それでも、分からないことだらけで、そしてまたどこにも辿りつくことのできないことに酷い幻滅を自身に感じること…

さらに、考えなければならないことのひとつ。ゆるし。私が他者に罪を犯したとき、それはゆるしを得ることができるのか。私はここで、現実にもとづいて語ろうとは思わない。そもそも私は罪せる存在である。私が私であること、それは完全性などではなく、永遠…

困ったことに、当の問題や問題群の解決は一向に解決される気配を見せない。これは、当事者や関係者が解決の糸口を見出していないことが大きな原因だと考えられる。もう一度、方策を練り直す必要があるのだが、より重要なのは現実性を十分に加味したうえでの…

同じことを繰り返そう。言葉は役に立たなくとも、口からこぼれ出る。

何かを行うためには、その背景に100の筋書きと1000もの情報収集が必要だと思っている。その場で相手に伝えることは確かに10かそれ以下なのだけど、その10がどれであるかを確実に予想することはできない。そのために私は徒労を繰り返す。無駄になった情報はた…

自分の仕事に順応するために努力を惜しんではならない、だとかなんとか……当然といえば当然のことだけど、それをあえて言われると、なんかムカつく、というか、ほらよく言われるでしょ、「根性で乗りきれ！」とか。マジふざけんなよ。努力する、とか、根性と…