2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

臨機応変さ

何事にも臨機応変さが求められる、という。その場に応じて細やかな対応をすること、自分はこれがかなり苦手だ。 これこれこういう決まりがある。しかし四角四面に相手に押し付けるのではなく、状況の変化に応じて適宜調整をしていく…しかし相手は人だ。決ま…

本屋に寄り道

一乗寺の恵文堂へ1年ぶりに足を運ぶ。アガンベンの『言葉と死』をタイトル買いして以来か(読んでないし)。 ここでの感じを書き記しておこう。 某教授と元教え子の連れがこの一年以内に行ったことを2度聞いた。最近では教授は西炯子の『娚の一生』が面白か…

小さな幸福のようなもの

何か小さな幸福のようなものを書きたい、と彼は言った。 自分は周りの人に影響されやすいところがある。人との共通理念を作るにはどうすればいいのか?人と人が分かりあうということに価値はないのか?と。 共通理念。人と人が分かりあえるとは、たとえば二…

原田さん

『赤目四十八瀧心中未遂』(車谷長吉)の抜書き。 私はアマへ来てからはじめて、阪急電車に乗って京都へ行った。六月半ばの雨の降る日だった。れいの小山花ノ木町の知人の家を訪ねるためだった。この原田巳記という人は、私が京都で料理屋の下働きをしていた…

外へ!

外へ、外へ、自分の知らないことをより多く取り入れていくことがまず大切であると思っていた。経験豊富のほうがいい、と誰が私に教えてくれたのだったか。確かにボキャブラリーも笑ってしまうほどの自分が何を表現できるかと考えて、まずその蓄えの少なさを…