2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

so bad,too bad feeling...

一歩先を進みだせない。どうやって踏み出せばいいのかも分からなくなってきた。負けを確信しているような、それは2年前に感じたものである。一体どうすればいいのか、と無明にしているのは私なのを知っているのに、どうもその闇を作り上げているのは自分だと…

マンガ新刊3冊

「ブンダバー!」(吉田創)を読んだ。これが軍モノにはまる人間のテンションか。正直ついていけない。ミリオタの存在は「辣韮の皮」(安部川キネコ)で知ったのだけど、ほんとにあんな感じで流れていく。近距離誤爆をモットーとした不毛な掛け合い、苦し紛れに使…

トカトントン

トカトントン、この音はどこのものだろうか。クイナ、ですと言ったのは幼い大江光氏であった。クイナのトントン、という鳴き声に物言わぬと思っていた彼が応える。トカトントン、森の深みから聞こえるような木を叩く音。夜の闇から響いてくる、げに深遠な響…

メモ

今日考えたこと。データの処理、先行研究による本論の位置づけ、取材対象の選定。 →現時点では分析前のために、分かっていない・明らかになっていないことがある。まずは逐語を。 →先行研究をさらに探すべき。自説の強化や方向付けをしてくれる材料。 →取材…

覚書:レヴィ・ストロースが亡くなったそうだ

2009年11月4日、享年100歳。まさに大往生。内田樹のブログが面白い。

ネットでの表現手段云々

人のこと言っている場合じゃないんだろうけども、ブログという手段がもはや定番化、さらに旧態化して久しい。だってそうだろ、簡単に見りゃ掲示板やML、チャットはいまだにあるわ、SNSにtwitterや、pixivやflicker、教えて系もできて各コミュニティの住み分…

朦朧、茫洋、散逸、拡散

この一日朦朧としていた。人の話を聞いてもそれが言葉としてではなく、色づけされた映像として映りこむ。一体何の話をしているのか…これはもはや夢物語だ。パニック障害の方が不安に身を震わす姿、その訴えは目の前のプリンタが何枚ものセロハンテープを張り…

不毛の地

そして突然、彼は気付くのである。自分に足りなかったのは糖分だったのだと。神の啓示のように舞い降りてきたその直感は彼の顔を、精神を幸福で満たす。そうだ、そうだったのだ、と自分の非凡さに初めて気づき、普段使いもしない頭が叡知に満たされているよ…

煉瓦のように

そして、このことだけは固く戒めておかねばならないのだが、学問は文学ではないのだ。さまざまな越境点はあるにせよ、まず立ち返るべき原点を意識しておく必要がある。そうでなければ、私の言っていることは本当に戯言――そこらじゅうに掃いて捨てるほどに溢…

芽吹き、言祝いで

それは誰の言葉なのか。 私はこの場で思うままに言葉をつむぎ続ける。つなぎ続ける。その日が何かしらの重みを持つような日になった時、私が不意に発した言葉はあたかも蔦が播かれた種から空へとゆるゆると昇っていくような光景を見る気分になる。その光景を…