2011-08-16から1日間の記事一覧

自己嫌悪中毒

閉鎖された空間に居続けるのが辛い、と感じた。頭では優先順位の高い方ではなく、それ以外のどーでもいいことばかりに気を取られてしまうのがきつくて、禁欲生活ではないけど、何とかならんかと頭を抱えておったわけ。けっこう本気だったんです。んで外に出…

奥歯さん

良く分からないことが多く、ここで一人いる分にどうしても焦燥感がある。なぜか、知らん。昔からだ。たとえば「置いて行かれる」という焦り。自分が何もしていない間に、皆が行ってしまう。これを、こらえるのではなくかみしめること。自らの状況を現実的に…

『神的批評』抓読

大澤信亮の「神的批評」を読むに、思わされることいくつか。難癖でなく。 著書名からまず引っかかりを覚えることは言うまでもない。その真意を問うつもりでも、または以前書いたように「熱持つ者」として期待するものとしても、これを手にした。そして、柄谷…

自己愛

思弁的でしかない物言いに、彼はどのように反応するだろうか。私の文章に「あんな観念的なもの」と一蹴した彼は。彼の言うことも分からないではない。思弁的でしかない物言いは、極めて自己愛に満ちていることが多いからだ。自分を言葉によって飾る、極めて…

受肉

理屈よりも体感が先立つのであれば、創世記に描かれる人間の誕生もまたドグマティックなのだろう。女性は男性の肋骨より作られたという。骨は論理であるとすれば、受肉が先立つのではないか。もっとも、ここではキリスト教的論理展開を目指すのではない。厳…

脈絡を付ける面倒さ

面倒であることの一つに、脈絡付けがある。理屈立てとも言う。何何がどうであって、しかるに是是がどうこう。ゆえに云々。そんなもの、やっているだけで日が暮れる。意味を為さない羅列を見せ掛けの意味付けで彩ろうとして、結局当初よりも色褪せた姿しか描…

去来する夢

朝、去来するいくつかの夢。 ・二つの口を持つ者。一つは腹から、あるいは胴体や内臓から人々の言葉を吸収できる口。即座に相手を捉えられる。しかし、彼が上の口で人の言葉を理解しようとするとき、我々と同様に頭を巡らせ、非常な時間を要する。 ・家族間…