胸のむかつき、苛立ち、煮ても焼いても捨てても厄介な代物が、どこから現れたかもどこへ行くかも分らずに漂っている。 それをどうしようというわけではないのだ。それを気付いているのかいないのか、私はその感情そのものなのか、このもてあますような奥底に…
言葉の要らない、しかし言葉では捉えようのないもの。胸のむかつき、苛立ち、言葉にしようのないものはまたどこからきたのかも、どこへ行くのかも分らずそこにあることさえも告げずに「ある」。言述はおろか、知覚も認識さえもかなわないもの。それは己自身…
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