備忘録。夢、行為

時間の余裕もなさそうなので、備忘録として残す。
日曜の夢、アニメ映画の予告編を見ている。押井守今敏かの絵柄。粗い木造の壇上で、隠者のようなフードを被った筋骨隆々の男が両側に囚人を従えて立っている。後方から鳴り響く重低音のビートに合わせ、手に持った棍棒で両側の囚人を交互に殴りつける。囚人たちは勢いに負けて屈みこみ、強烈な一打一打で頭蓋の形を変える。
場面は変わり、銃夢のような少女がおもむろに拳銃を口にくわえて、トリガーを引く。彼女の後頭部から鮮血がほとばしり、崩れ落ちる。まるで何かを救えなかった罰のように、彼女は自らを撃ち抜く。
まるで近未来バイオレンスアクション。こんな映画が観てえ。


また。行為と主体について。苛立ちは、外在化され、指定された行為を追うことで競り上がってくる。これに対して、自らの動きを微細な部分まで触知して行動するとき、その慎重さとともに、私は苛立つことはない。これらの違いを、外在的なもの/内在的なもの、あるいは行為/主体と言い表してよいものか。環境反応的であるとき、自らが自らの安定を欠きやすい。また内省的であるとき、どのようなことにも揺るがされず、自らを保持することができるのだ。