この日のこと

あと少し、自分を追いつめれば何かが生じるかもしれない。一つの責めを契機に落ち込みが酷くなり、以来3日間の胃から心臓に掛けての差し込み、そして立ってもいられぬほどの焦燥感と恐怖、そして永遠にも思われる日々が続くことへの絶望。それでも立ち、歩き続けろと自らを引き摺り上げる。そして、知人との談話さえもが罪悪感を生じさせ、表情を引きずり下ろす。若き少女が“箸が転がっても可笑しい”というのならば、この私は今“箸が転がっても苦しい”。ここまでは誰もがやっていることだ。今週は気分が晴れ渡る、といわれる。しかし、この苦しみを逃してはならない。たかだかの癒えだけで己を晦ましてはならない。代替することもあってはならない。言い換えてはならない。全てを眼の前に、自らの体に。封ぜよ。
また、繰り返し当時の言葉が頭の中で繰り返される。何という傲慢。詰まる所そうだ。しかし認めたくないほどにおぞましい。
「「あなた」の世界で私は私の望む形で生きてゆくことがかなわない。」枯れ果ててくれ。
http://d.hatena.ne.jp/obsessivision/20100910/1284124271