新しいもの

新しいものはない。どれほど「新しいもの」を探しても、目当てのものはない。自分の欲望にぴったりとはまるような「新しいもの」など、存在しない。だから近くに落ちているものでも拾い上げ、口に運ぶ。これがネットサーフィンの一つの姿。
下に乗るようになった広告もまた、思わず口に運ばせるために置かれた、ゴミ。