メモ

・欠落した者が書くという行為。それ自体で理解できるものではない。欠落者のなす物が欠落というわけではありえず、それ自体が完成されたものであるということ。欠落さえも完全性の要件であること。
・また、それを書くことは仮想であり、仮想に仮想をつぐことの困難さに注意を払わねばならない。
・自らを書く行為でありながら、同時にそれが俯瞰するものである、とはどういうことか。俯瞰と同時に微視的でもあること。
・これまで概念のつながりを書き出すためにおろそかにされてきた概念自体をあらためて解きほぐし、よりよい形に整形しなおすこと。おそらく思っている以上に難渋するだろう
・初めから形をもったものが備わっていなければ、比較/雛形を借りてこなければならない。無から何も生み出すことが出来ないのであれば、なおさらである。