2011-04-27

何かが足りない。何かが。この世の形あるもの全てをかき集めたところで、私は満足することはできないだろう。何かに満足すること、それはいったい何なのかも分からない。何かを得れば、何かを欲する。それは、飽くことのない人間の習性・営為なのだろう、とは思う。しかし、何なのだろう。これは空虚。おそらく、何かを得ることが重要なのではなく、満足することが人にとって重要なのだ、と多くの人は言うだろう。『足るを知る』とはまさに、このことだ。そんなことは、言っちゃ悪いが誰でも知っている。少し考えれば誰だって分かることだ。では私は、この空虚をどのように埋めればよいのか。埋めない、という選択もあるだろう。ただひたすら、得体のしれないものも突っ込んでしまう、というのも一つだろう。何でも突っ込め。