今わの際。ゆだねること。身一つで、そしてこの身一つだけではないこと。私が注意していたものとは全く違うことが問題にされているということ。早足で進めば、確実に見失うたぐいのもの。ずっと、いつか気がくるってしまうのではないかと思っていたこと。終着点が、見出すべき一つであるということ。

もう枯れ果てているのに、気付かずしぼりだそうとしていること。潤沢な資源は過去の話で、固形物を液状にしてしか作り出せないほどにまで至っていること。