“折り句”から元宵
「元宵」(『人民日報』海外版1990年3月20日号)
東風拂面催桃李 (東風が顔を撫でるように吹いて桃や李に早く咲けよとせきたてる)
鷂鷹舒翅展鵬程 (鳶は力のほども知らずに翼を広げて鵬の飛ぶ道程を飛ぼうとしたができなかった)
玉盤照海下熱涙 (月が海を照らしており、見ていると涙が流れた)
遊子登臺思故國 (旅人は高台に登り、故国を想う)
休負平生報國志 (どんな時でも報国の志に背くようなことはするまい)
人民有我勝萬金 (人民が私を育んでくれたことは万金にも勝ることなのだから)
憤起直追振華夏 (さあ、奮起して中国の発展に貢献しよう)
且待神洲遍地春 (中国全土に春が訪れるのをもうしばらく待とう)
参考サイト:wikipedia,『現代版《謠》−「元宵」の意味するもの(全)』