自分の経験がもとであれ、さもそれが真実であるかのように得々と人に語りたくなどない。そこには浅ましさしかない。己という人物が年を経ることによって賢者になっていると思いこんでいるのである。愚かである。私の周りの年長者にもそのような人間は山ほど…
いつしか、私は自分の欲望を抑えることに不思議な魅力を感じるようになった。本能、中でも食欲はおぞましいほどに飽くことを知らない。その食欲があまり感じられないのだ。もはや4分目くらいで十分にさえ感じられる。食すればその時の満足が残る。しかし、腹…
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